山留め工事はなぜ必要なのか?
建物を建築すれば、何らかの掘削工事が伴うものです。
たとえ、地下室のない建物であっても、上の部分の表土や埋土は除去しなければなりませんし
地下室を持つ建物では、なおのことより深い掘削が必要となります。
こうした掘削工事によって、地盤の一部を掘り取れば
それまで保たれていたバランスが崩れて、周囲の地盤は掘削側へ押し出されてくるようになります。
掘削が浅いうちは、土の強度そのものによって、崩壊することなく保たれていますが
掘削が深くなれば、安定して保つことができなくなるので
掘削除去された土にかわって、周辺の地盤を支えるものが必要になります。
このように、周辺地盤を支えて、バランスを保つのが「山留め工事」です。
山留め工事にはいくつかの種類があり、地盤や使用などの条件によって
有利になる工法を選んでおこなっていきます。
山留め工事は、次のような条件をもとにして計画していきます。
【地盤条件】
・軟弱層
・礫岩層
・地下水のある層
【規模】
・深い
・広い
【公害】
・騒音・振動
・周辺地盤の沈下
・排泥水の処理
このほかにも、壁の曲げ剛性や止水性、工期、工費なども考慮に加えていきます。
神奈川県綾瀬市にある「阿部工業株漆器会社」では
杭打ち・山留め工事など、建設基礎工事をおこなっております。
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